ひとつぶ、おいしい。もひとつ、うれしい。

木都 能代の 木の実屋さん

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僕の原点 波照間島と
黒糖マカダミア

2011年3月、僕(髙濱遼平)は東京・渋谷のセンター街で、今の働き方とは真逆とも言えるファーストフード店の店長として、昼も夜もなく働いていました。
「そろそろ、自分が本当にやりたいことをしたい」と思い悩んでいたそんな矢先、海外へ行くチャンスが僕の元に舞い込んできます。

行き先のハワイでマウナロアのマカダミアナッツを口にし、その美味しさに感動。
そして、ふと「これ、黒糖と和えたら美味しいかもしれない……」と思いつきます。
ふと、そんなふうに思いつくに至ったのは、熊本出身の父親が、黒糖を溶かしてクルミと和えたものを作って食べさせてくれていた遠い記憶が、僕の真ん中に、静かに生きていたからでした。

黒糖マカダミア

帰国後すぐに東日本大震災がおこり、世の中の価値観が大きく揺らいだのを感じます。
そして、あの時ハワイで思いついたアレを作ってみようと、アメ横でマカダミアナッツと買えるだけのさまざまな種類の黒糖を買って試作をします。
その中から「沖縄・波照間島」の黒糖とマカダミアナッツを合わせた試作を食べた瞬間、僕は直感し、感動しました。

「これが僕のやりたいこと、これで僕は食っていける」と確信し、気づけば、自分の店を作るための準備に、僕は動き出していました。

黒糖マカダミア

今思うと、相当無謀な決断でしたが、その時僕が踏み出せた理由がもう一つありました。
それは、大学時代から環境問題と食への興味が尽きなかった僕が行き着いた『自分の健康=地球の健康』という想いが、これで叶えられる! と、心の底から思い、自分の目指す先がいよいよ見えはじめたからでした。

黒糖は、煮詰めるときの燃料に絞りカス(バガス)を使います。
また、オーストラリアにおけるマカダミアナッツの栽培現場は「クリーン&グリーン」を掲げ、環境配慮型で生物多様性に貢献している。
つまり、「黒糖」+「マカダミアナッツ」で、僕が今までやりたかったこと、信じ続けてきたことが、一つのカタチとなり、叶えられると確信できたのです。

そうして2012年12月19日、小田原にて、自らの店舗をオープン。
その直後2013年1月、兄が結婚式を沖縄で挙げるとのことで、結婚式のお祝いもそこそこに、僕は迷わずその足で波照間島に向かっていました。

波照間の写真
波照間の写真
波照間の写真 波照間の写真
波照間の写真 波照間の写真
波照間の写真 波照間の写真
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2020年1月 波照間島にて

あの日、僕は間違いなくあの島に行けてよかったと思います。まさに感動の連続でした。
透き通る青い海と、永遠に続くサトウキビ畑。
刈ったその場で齧りついたサトウキビの味。全身に吹き抜けていく風。

黒糖製造が忙しい最盛期の1月にも関わらずアポなしで「黒糖を使わせていただいています。
どうしてこんなにおいしいのか知りたくてここに来ました」
と「波照間製糖」さんの工場に黒糖を取り扱わせていただくお願いに向かった僕。
そんな無謀な僕の行動・想いが届き、正式に波照間製糖さんの黒糖を使わせていただく約束ができたのでした。

高濱夫妻 星空 黒糖マカダミア

そうしてこうして、その後の僕がずっと作り続けている「黒糖マカダミア」の製造は、2011年9月の発売当時と10年経った今も、基本的に何も変わりません。
土鍋に黒糖を溶き、今は地元の白神山水を使用。ふつふつと泡が大きくなってきたところに、少量の天日塩を振ったマカダミアナッツを入れて、木の杓文字で手早く一粒一粒丁寧に黒糖を絡めて、粗熱を取ってできあがり。


自分が最高に“おいしい”と思うものを提供した先に、喜んでくれる人がいる。
それが僕の一番のやりがいです。
いつか「黒糖マカダミア」が、マカダミアの定番の味として世界に愛される日がくることを、僕は夢見ています。
そんな今の僕の原点であり、目標ともいえる「黒糖マカダミア」そして「沖縄・波照間島」をたくさんの方々に愛していただけたら、僕はうれしいです。

2020年1月、「波照間製糖」さんの

黒糖製造現場へ見学に行きました

波照間製糖さん